親の介護で退職する前に|辞めずに済む制度と判断の順番
監修 東急ウェルネス株式会社 介護離職防止サポート 責任者 A.T.
親の介護が始まった直後は、続けるか辞めるかを判断するのにいちばん向いていない時期です。入院や退院の前後はもっとも負担が重く、その感覚のまま先を見通すと「続けられない」という結論になりやすいためです。介護・看護を理由に前職を離職した人は年間10.6万人※1。本記事では、いま決めなくていいことを切り分けたうえで、介護休業93日の本当の使い方と休業中の収入を数字で示し、判断の順番を整理します。
この記事の要点
- いま決めなくてよい:辞めるかどうかは、介護の体制ができてから決めても遅くありません
- 先に使う制度:介護休業(通算93日・休業前の賃金のおよそ67%の給付金)、介護休暇、短時間勤務、残業の免除などで続けられないかを確かめます
- 辞めると決めたら:離職票の離職理由を確かめます。介護による離職で特定理由離職者と認められれば、失業保険の給付制限がかかりません(辞めた場合の失業給付)
人事ご担当者様へ:この記事は、辞めることを考えはじめた従業員の方にそのままお渡しいただける内容にしています。制度の一覧ではなく、判断の順番を書いたものです。企業側の対策は介護離職を防ぐには|企業がとるべき対策を体系的に解説にまとめています。
まず、いま決めなくていいことを分ける
親の介護が始まった直後は、決めなければならないことが一度に押し寄せます。そのなかで「仕事を続けるか辞めるか」は、いちばん最後に決めていいことです。
いま決める必要があるのは、次のことです。
- 今週・来週をどう乗り切るか。誰が病院に付き添うか、誰が連絡を受けるか。
- 介護保険の申請をするかどうか。認定が出るまで全国の平均で約40日かかるので※8、迷っているあいだも時間が進みます。
- 会社に状況を伝えるかどうか。伝えなければ制度は使えません。
一方で、いま決めなくていいこともあります。
- この先ずっと自分が介護を担うのかどうか
- 施設に入れるのか、在宅で続けるのか
- 仕事を辞めるかどうか
この3つは、いずれも体制が決まってからでないと判断材料がそろわないものです。介護保険のサービスが入り、ケアマネジャーが決まり、1か月ほど回してみて、はじめて「続けられるかどうか」が見えます。いちばん負担が重い最初の数週間の感覚で決めてしまうと、あとから選択肢が戻ってこなくなります。
介護を理由に辞める人は、年間10.6万人います
介護・看護を理由に前職を離職した人は、1年間で10.6万人です※1。決してめずらしい判断ではありません。
ただし、この数字を見ていただきたい理由は「よくあることだから安心してください」ではありません。これだけの人数が辞めているのに、制度が使われていないという点にあります。
辞める判断が早い時期に集中しやすいのは、次の3つが重なるためです。
制度を知らない
介護休業・介護休暇・短時間勤務。名前は聞いたことがあっても、自分が使えるかどうかまでは知られていません。
言い出しにくい
迷惑をかける、評価に響く。そう考えて相談しないまま、限界まで一人で抱えてしまいます。
いちばん大変な時期に判断する
入院や退院の直後は、介護がもっとも重い時期です。その感覚のまま先を見通すと、続けられないという結論になりやすくなります。
逆にいえば、この3つを外せば判断は変わり得ます。以下は、そのための材料です。
介護休業93日は「自分が介護する93日」ではない
もっとも誤解されているのがここです。
介護休業は、対象家族1人につき通算93日まで、3回に分けて取得できます。この93日を「自分が親の面倒をみる期間」と考えると、3か月で足りるはずがないという結論になり、だから辞めるしかない、という話につながります。
しかし、この制度が想定しているのはそこではありません。93日は、自分が介護から手を離せる体制を作るための期間です。
要介護認定を申請し、結果を待つ
申請から認定の結果が出るまで、全国の平均で約40日かかります(法律では原則30日以内)※8。この間に主治医意見書の作成や訪問調査があります。
ケアマネジャーを決め、ケアプランを作る
どのサービスを週に何回入れるかを組み立てます。ここが体制づくりの中心です。
1か月ほど回してみて、調整する
実際に使ってみると、足りないところと過剰なところが見えます。ケアプランは変更できます。
この3つを終えるのに、おおむね3か月です。93日という日数は、そこから逆算されています。93日で介護が終わるわけではなく、93日で「自分がいなくても回る形」を作る、という設計です。
要介護認定の手順は要介護認定の流れと期間|6ステップ、認定まで平均約40日に、ケアマネジャーの決め方はケアマネジャーとは|役割と、従業員に案内するときの要点にまとめています。
休業した3か月の収入は、いくらになるか
「休んだら収入がゼロになる」という思い込みが、辞める判断を後押しします。実際には、雇用保険から介護休業給付金が支給されます。
| 辞めた場合 | 介護休業を使った場合 | |
|---|---|---|
| 休んでいる3か月の収入 | 0円 | 賃金のおよそ67% |
| 3か月後の収入 | 0円(再就職するまで) | 元の給与に戻る |
| 健康保険・厚生年金 | 国民健康保険・国民年金に切り替え。全額が自己負担 | 会社の保険が継続(本人負担分の支払いは必要) |
月給30万円の方であれば、休業中の給付はおおむね月20万円ほどになります。3か月で約60万円です。金額には上限があり、1か月あたりの支給額の上限は366,222円です※2。計算のもとになる休業前の賃金月額は、546,600円が上限、96,090円が下限です。この額は毎年8月1日に改定されます。
比べていただきたいのは、3か月分の差ではありません。3か月後に給与が戻るか、戻らないかです。ここが、辞めるという判断でいちばん大きく変わる部分です。
手続きの注意:介護休業給付金は、会社を経由してハローワークに申請するのが一般的です。休業に入る前に、勤務先の人事・総務にお伝えください。申請の実務は介護休業給付金の必要書類と支給申請書の記入例|会社の実務にまとめています。受け取れる額と振り込まれる時期は介護休業給付金はいくら・いつもらえる|1日だけ・対象者・条件で整理しています。なお介護休業中も社会保険料の本人負担は発生します。育児休業のような免除はありません(介護休業中の社会保険料|免除されない理由・いくら・会社負担)。
休業のあとに続く制度がある
介護休業は、体制を作るための一時的な制度です。体制ができたあとに続けて使えるものが、別にあります。
- 介護休暇。年5日(対象家族が2人以上なら年10日)まで、1日単位でも時間単位でも取れます。通院の付き添いなど、こまめに抜けたいときに使います。
- 短時間勤務等の措置。所定労働時間の短縮のほか、フレックスタイム、時差出勤、介護費用の助成のいずれかを、会社は用意することになっています。
- 所定外労働の制限(残業の免除)。申し出れば、残業を免除してもらえます。
- 時間外労働・深夜業の制限。時間外労働は月24時間・年150時間まで、深夜業は免除を求められます。
これらは介護が続くかぎり使えるもので、93日という上限はありません。日数や申出方法の違いは介護休暇と介護休業の違い【比較表】給与・給付金・日数に、短時間勤務の中身は介護の短時間勤務(時短勤務)|3年で2回・給与・4つの選択肢にまとめています。制度の全体像は仕事と介護の両立支援制度とは|7つの制度の一覧と会社の義務をご覧ください。会社によっては、93日を超えて休める休職制度を設けています。法律の介護休業との違いは介護休職とは|介護休業との違い・期間・給与と会社の休職制度で整理しています。
会社にどう切り出すか
制度は、申し出なければ使えません。そして多くの方が、ここで止まります。
伝える内容は、次の3点で足ります。
- 家族の介護が必要になったこと(病名や詳しい病状まで話す必要はありません)
- 当面どのような配慮が必要になりそうか(急な休み、残業の免除など)
- 使える制度について相談したいということ
2025年4月の法改正により、従業員から介護に直面した旨の申出があった場合、会社は制度の内容を個別に説明し、利用の意向を確認することが義務づけられました。つまり、こちらから制度名を挙げて交渉する必要はありません。「介護が必要になった」と伝えれば、説明する側の義務が発生します。
また、介護休業などの申出や取得を理由に、解雇・降格・減給といった不利益な取扱いをすることは法律で禁じられています。相談したことで評価が下がる、という扱いは認められていません。
切り出し方の詳細は親の介護が始まったら|最初にすべきこと5ステップのステップ1にまとめています。
そのまま使える切り出しの文例
最初の連絡は短くて構いません。病名や詳しい状況を書く必要はなく、相談したいことと、お願いしたい時間だけが伝われば足ります。通院の付き添いや介護休業の相談など、場面ごとの例文は親の介護で仕事を休むときの伝え方|上司への例文と使える休みにまとめています。
最初に上司へ送る連絡:「お忙しいところ失礼します。親の介護のことでご相談したく、○日の○時ごろに15分ほどお時間をいただけないでしょうか。急な休みや、業務の調整が必要になるかもしれません。使える制度についても、あわせてご相談させてください。」
当日に休みをお願いするとき:「親の介護に関する対応で、本日の○時から休みをいただきたく、ご連絡しました。急なお願いで申し訳ありません。緊急の連絡は携帯で受けられます。戻り次第、業務の状況を確認します。」
それでも辞める判断をするなら、先に確認すること
制度を確認したうえで、それでも続けられないという結論になることはあります。その判断自体を否定するつもりはありません。ただ、辞める前に確認しておくと後で効いてくることが3つあります。
雇用保険の離職理由
家族の介護を理由とする離職は、自己都合であっても給付制限がかからない扱いになる場合があります。離職票の理由の書かれ方で変わるので、ハローワークにご確認ください。
健康保険をどうするか
退職後は、任意継続、国民健康保険、家族の扶養に入るという選択肢があります。保険料が大きく変わるので、退職前に試算してください。
復職できる制度がないか
会社によっては、介護を理由に退職した人の再雇用制度を設けている場合があります。就業規則を確認するか、人事にお尋ねください。
いずれも、辞めたあとでは選び直せないものです。
辞めた場合の失業給付|特定理由離職者と受給期間の延長
雇用保険の失業給付(基本手当)は、「就職しようとする意思といつでも就職できる能力があるのに職業に就けず、積極的に求職活動をしている」人に支給されます※3。介護に専念していて、すぐには働けない間は受け取れません。介護を理由に辞めるときは、「いつから受け取るか」まで考えておく必要があります。給付日数や1日あたりの額、ハローワークでの手続きと持っていくものは介護離職の失業保険|特定理由離職者の条件・給付日数・必要書類で解説しています。
家族の介護で辞めた人は「特定理由離職者」になり得る
父母の病気やけがで扶養が必要になった場合や、常に看護が必要な親族の病気・けがのために辞めざるを得なかった場合など、家庭の事情が急に変わって辞めた人は「特定理由離職者」に当たることがあります※4。認められると、ふつうの自己都合退職と次の点が変わります。
| 項目 | ふつうの自己都合退職 | 特定理由離職者と認められた場合 |
|---|---|---|
| 給付制限 | 7日の待期のあと、1〜3か月は支給されない※6 | かからない |
| 加入期間の条件 | 離職前の2年間に、被保険者期間が通算12か月以上 | 離職前の1年間に、通算6か月以上でもよい |
| 支給される日数 | 年齢と加入期間で決まる | ふつうの自己都合退職と同じ |
当たるかどうかを決めるのはハローワークです。離職票に書かれた離職理由に納得できないときは、ハローワークに相談すれば、事実関係を調べたうえで判定されます※3。退職の前に、会社が離職票にどう書くかを人事に確かめておくと、手続きで迷いません。
介護に専念する間は、受給期間を延ばしておく
基本手当を受け取れる期間(受給期間)は、原則として離職した日の翌日から1年間です。その間に、親族の看護や介護で引き続き30日以上働けないときは、働けない日数のぶん受給期間を延ばせます。延ばせるのは最長3年間で、親族は6親等以内の血族、配偶者、3親等以内の姻族です※3※5。申請は早めにするのが原則ですが、延長後の受給期間の最後の日までなら受け付けられます※3。
延ばさずに1年が過ぎると、給付の日数が残っていても受け取れなくなります。介護が落ち着いてから仕事を探すつもりなら、住所を管轄するハローワークに延長を申請しておいてください。
介護休業を取ってから辞める場合の注意:介護休業を始める時点で、休業のあとに辞めることが決まっている人は、介護休業給付金の対象になりません。休業の途中で辞めると、その月(支給単位期間)の分も支給されません※7。介護休業は、休業中に介護の体制をつくり、働き続けられるかを見極めるための制度です。
人事の方へ|この記事を従業員に渡すとき
「辞めます」という申し出を受けたとき、制度の一覧を渡しても届かないことがあります。すでに結論を出したあとだからです。
実務的には、次の順番が有効です。
結論を保留してもらう
退職の意思を撤回させるのではなく、「体制ができるまで判断を待てないか」とお伝えします。介護休業はそのための期間です。
収入の見通しを数字で示す
「休むと収入がゼロになる」という思い込みは、給付金の額を具体的に示せば解けます。上の試算表がそのまま使えます。
93日の意味を伝える
自分が介護する期間ではなく、体制を作る期間であること。ここが伝わるかどうかで、判断が変わります。
申し出を受けた時点での初動は部下から介護の相談を受けたら|管理職がとるべき初動対応に、「介護は義務だから辞めます」と言われた場合の答え方は親の介護の義務はどこまで|しないとどうなる?兄弟とお金の分担にまとめています。
よくあるご質問
介護休業の93日で、介護は終わりませんが大丈夫でしょうか?
介護休業は、介護そのものを終わらせるための期間ではありません。要介護認定を申請して結果を待ち、ケアマネジャーを決めてケアプランを作り、1か月ほど回して調整する。この体制づくりに、おおむね3か月かかります。93日はそこから逆算された日数です。体制ができたあとは、介護休暇や短時間勤務など、日数の上限がない制度を使いながら働き続けることになります。
介護休業中の収入はどのくらいになりますか?
雇用保険から介護休業給付金として、賃金のおよそ67%が支給されます。1か月あたりの支給額の上限は366,222円で、この額は毎年8月1日に改定されます。月給30万円の方であれば、おおむね月20万円ほどが目安です。なお介護休業中も健康保険・厚生年金の本人負担分は発生します。育児休業のような保険料の免除はありません。
会社に相談すると、評価が下がりませんか?
介護休業などの申出や取得を理由に、解雇・降格・減給といった不利益な取扱いをすることは法律で禁じられています。また2025年4月の法改正により、従業員から介護に直面した旨の申出があった場合、会社は制度の内容を個別に説明し、利用の意向を確認することが義務づけられました。制度名を挙げて交渉する必要はなく、「介護が必要になった」とお伝えいただければ、説明する側の義務が生じます。
親の介護で退職したいのですが、会社から引き止められますか?
会社が引き止め(慰留)をすることはありますが、退職そのものを会社が止めることはできません。期間の定めのない雇用であれば、退職の意思を伝えてから2週間で雇用契約は終了するのが民法の原則です。就業規則に「1か月前まで」といった定めがある場合は、その定めに沿って調整するのが円満です。引き止められる場面では、辞めなくても続けられる制度(介護休業、介護休暇、所定労働時間の短縮など)の提案であることが多いため、話を聞いたうえで判断しても遅くありません。
親の介護で仕事を休むときの例文は?
病名や詳しい状況まで伝える必要はなく、相談したいことと、お願いしたい時間が伝われば足ります。最初の連絡なら「親の介護のことでご相談したく、○日の○時ごろに15分ほどお時間をいただけないでしょうか。急な休みや、業務の調整が必要になるかもしれません。使える制度についても、あわせてご相談させてください」、当日に休むなら「親の介護に関する対応で、本日の○時から休みをいただきたく、ご連絡しました。急なお願いで申し訳ありません。戻り次第、業務の状況を確認します」といった形です。
親の介護で退職したら、失業手当はもらえますか?
すぐに働ける状態で仕事を探しているなら受け取れます。家庭の事情が急に変わって辞めた「特定理由離職者」とハローワークに認められれば、自己都合退職の給付制限(1〜3か月)はかかりません。ただし、介護に専念していてすぐには働けない間は、失業の状態に当たらないため受け取れません。
介護に専念する間、失業手当の受給期間を延ばせますか?
延ばせます。受給期間は原則として離職の翌日から1年間ですが、親族の介護で引き続き30日以上働けないときは、その日数のぶん、最長3年間まで延ばせます。住所を管轄するハローワークに申請します。延長後の受給期間の最後の日までなら申請できますが、早めの申請が原則です。
介護休業を取ってから退職しても、介護休業給付金はもらえますか?
休業を始める時点で、休業のあとに退職することが決まっている場合は対象になりません。休業の途中で退職した場合も、その支給単位期間の分は支給されません。
親の介護で仕事に行けないときは、どうすればよいですか?
まず上司に連絡し、その日は介護休暇(1年度に5日まで、時間単位でも取れます)か年次有給休暇を使います。続きそうなら介護休業(通算93日まで)を申し出て、その間に要介護認定の申請とケアマネジャー探しを進め、介護サービスで日中を支える体制を作ります。辞めるかどうかは、体制ができてから考えても遅くありません。
出典
- ※1 総務省統計局「令和4年就業構造基本調査」(介護・看護を理由に前職を離職した人 10.6万人/令和3年10月〜令和4年9月の1年間)
- ※2 ハローワーク「介護休業給付」(賃金月額の上限546,600円・下限96,090円、支給対象期間1か月あたりの支給額の上限366,222円。毎年8月1日に改定)
- 厚生労働省「育児・介護休業法のあらまし」(令和7年施行対応)
- ※3 ハローワーク「基本手当について」・「雇用保険の具体的な手続き」(失業の状態・受給期間とその延長・離職理由の判定)
- ※4 ハローワーク「特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要」
- ※5 北海道労働局 ハローワーク札幌圏「受給期間を延長することができる場合は」(延長の理由に「親族の看護または介護」)
- ※6 e-Gov法令検索「雇用保険法」第33条(離職理由による給付制限)
- ※7 厚生労働省・ハローワーク「介護休業給付の内容及び支給申請手続について」
- ※8 厚生労働省「認定審査期間等の公表」(令和6年度分=2024年4月〜2025年3月の申請。申請から認定までの平均日数・段階ごとの平均日数・30日以内に認定された割合)
※本記事は2026年10月時点の情報に基づいて作成しています。介護休業給付金の支給要件や上限額は改定される場合があります。掲載した試算は一定の前提を置いた目安で、実際の金額は賃金額や加入状況により異なります。個別の適用については、勤務先の人事担当部門または所轄のハローワークにご確認ください。
辞める前に、話せる相手を
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